OneThird CMSでは、テンプレートファイル、投稿編集時やポップアップダイアログで編集できるテキストに使える編集タグ両方で使える独自タグが使用できます
タグの形式は以下のとおり
タグスタートマークと、終了マークの間にタグ名とパラメータを記述します
タグの使い方を具体例を交え解説しています
なお、タグの例では{}を省略していますので、ご注意ください
※ ここに書いてあるタグ以外にも使用できるタグがあります、ドキュメントを整備していますのでしばらくお待ちください
OneThird CMSでは、$_SERVERや、$_SESSION等のphpの特殊なグローバル変数に加え
$config,$paramsが使用できます
$configは、主にconfig.php内で設定される固定変数で通常OneThird内では書き換えは行われません
$paramsは、サイト情報やページ情報などOneThird内で評価され変更されるワーキング変数です
タグ名 | $params['data_url'] |
機能 | テンプレートURLに展開 |
例 | http://onethird.net/files/1/data/ |
タグ名 | $config['site_url'] |
機能 | サイトのURLに展開 |
例 | http://onethird.net/ |
タグ名 | $params['circle']['files_path'] |
機能 | テンプレートのパスに展開 |
例 | var/.....site/files |
タグ名 | $params['login_user'] |
機能 | ログインしているユーザーID (0でログオフ) |
例 |
タグ名 | $params['circle']['acc_right'] |
機能 | ログインしているユーザーの権限 |
例 |
タグ名 | $params["circle"]['url'] |
機能 | サイトのURL |
例 |
タグ名 | $params["request"] |
機能 | $_SERVER['request_uri']とほぼ同じ |
例 |
※ ***_pathの場合は最後に/が付かない ***_urlの場合は最後に/がつく
$params['page']
$params['page']にはページに関する情報が収納されています
タグ名 | 内容 | 備考 |
params['page']['id'] | ページ番号 | |
params['page']['title'] | ページタイトル | |
params['page']['type'] | ページタイプ (=1通常ページ、詳細はplugin.php参照) | |
params['page']['link'] | ページリンク | |
params['page']['mode'] | メージモード (=0 下書き, =1通常ページ) | |
params['page']['mod_date'] | ページ最終更新日 | |
params['page']['date'] | ページ作成日 | |
params['page']['user'] | ページ作成ユーザー | |
params['page']['tag'] | タグ | |
params['page']['meta'] | ページメタデータ | |
params['page']['block_type'] | ページのブロックタイプ (=1 通常、 =5 インナーページ) |
utタグは、プラグイン用のユーティリティ関数をテンプレートから読み出せるようにしたものです
タグ名 | ut->expand |
機能 | $html中のKEYの配列を連続して返します |
パラメータ | 引数1:配列のKEY 引数2:ディレイドフラグ(省略時、false) ※ ディレイドフラグがtrueの時、全てのバッファのタグ展開が終わった後、展開される |
例 | 例 $html['test'][] = "1"; $html['test'][] = "2"; $html['test'][] = "3"; $ut->expand('test') -> "123'; |
タグ名 | ut->expand_sorted |
機能 | expandと同じだが、配列キーでソートして展開する |
パラメータ | ut->expandと同じ |
例 | 例 $html['test'][2] = "a"; $html['test'][3] = "b"; $html['test'][1] = "c"; $ut->expand('test') -> "cab'; |
システムiconに展開する
$ut->icon('edit')
$ut->icon('admin')
$ut->icon('system')
$ut->icon('save')
$ut->icon('delete')
$ut->icon('remove')
$ut->icon('setting')
$ut->icon('star')
$ut->icon('add')
$ut->icon('ok')
$ut->icon('ng')
$ut->icon('text')
$ut->icon('text2')
$ut->icon('personal')
引数を結合して出力する
引数の中で、bool型があれば、条件文として評価、trueの時は何もしない、falseの時は展開終了
例
$str((bool)$params['login_user'],"<a href="javascript:void(ot.show_login_panel())">login</a>")
内部ページ番号やエイリアスよりURLを合成する
第一パラメータ:番号、またはエイリアス名
第二パラメータ以降
"&:xxx"
xxxはクエリパラメータに展開
例
$ut->link(1);
-> http://onethird.net/p1.html
$ut->link('test');
-> http://onethird.net/test
$ut->link('test','&:mode=edit');
-> http://onethird.net/test?mode=edit
ページ番号をaタグに展開する
第一パラメータ:番号、またはエイリアス名
第二パラメータ以:番号、またはエイリアス名
第3パラメータ以降
"&:xxx"
xxxはクエリパラメータに展開
ファイル名に展開する
ファイルは、システムツールバーでアップロード、選択ができる
パラメータ
name:xxx <= 識別子
group:yyy <= ファイルを収納する場所 (インストールフォルダ/files/img/yyy/)
caption:xxx <= システムツールバーのメニュー名
inbfo:xxx <= アップローダーに付加する説明文
例
$file('name:top_img','group:top_img')
プラグインファイルを読み込み、プラグインを実行する
任意の関数の呼び出し
※ 危険な関数の呼び出しはできません
例:
インストールフォルダ/files/1/plugin/plugin.php
function test($arg)
{
return print_r($arg,true);
}
タグ
$call('test')
任意のphpファイル及びlessファイルの読み込み
lessファイルは、コンパイルモードでcssにコンパイルされ、cssとしてロードされます
第一パラメーター:php or less
第二パラメーター:phpファイル or lessファイルのフルパス
例:
$load('php',"/var/www/html/onethird/admin5/files/1/data/theme")
デバッグ用のタグ
変数内容をテーブルに変換して表示
例
$dump($params)
※ 変数の内容書き出すだけなら、var_dumpとcallタグで代用可能
$call('var_dump',$params)
div,span,edit,dl,ul,pre
それぞれのタグは、内部でflexeditタグに展開されます
例
$div('name:xxx', .... )
flexeditのパラメータ設定
パラメーター | 機能 | 備考 |
name | 識別子 | 省略不可 |
page | =self 自ページのメタ情報に書き込む =top トップページのメタ情報を使う =番号またはページエイリアス | |
expand | =false 設定文字列に対してタグ展開を行わない | |
login | =true ... 非ログイン時は表示しない =false ... 非ログイン時に表示する | |
mode | =無指定 html =text テキスト =form =inline | |
inner_html1 | HTMLの前に文字列を挿入する | |
inner_html2 | HTMLの後に文字列を挿入する | |
inner_tag | 要素のタグ | |
wrap_tag | 要素タグをwrap_tagでラップする | |
list | =true 要素タグをリスト状にする | |
class | 要素タグのクラス名 | |
safe-echo | HTMLをエスケープして表示する | |
height | 編集ポップアップの高さ | |
sysmenu | 編集ハンドルを表示せず、システムメニューに表示する | |
no-edit | 編集ハンドルを表示しない |
HEADタグ、BODYタグの終了位置にHTML文を挿入する
例
ヘッダ部分の最後に追加する
$append('head')
BODY部分の最後に追加する
$append('meta')